日光ぶらり旅では、日光移住民のふくらひよこが気の向くまま日光を観光しています。
日々の仕事や家事、年齢や何かの理由で、観光に行く時間も体力もない…🌀
ひよこの日光ぶらり旅で、
✅観光した気分、少しハッピーな気持ちに🌈🌞✨
✅日光市に行ってみたい💡
✅近場だし行ってみようかな!
そんなキッカケになれたら、嬉しいです😊✨
至らない点ばかりですが、どうぞよろしくお願いします🙇
今回のお話は川俣ダム、川治ダムに行ってきた話。
この日は、霧降(日光地域)~川俣~栗山~川治~鬼怒川の3地域を股にかけてドライブしました。
日光方面から鬼怒川方面へおでかけの際の参考にしてもらえたら嬉しいです。
鬼怒川4ダムとは
鬼怒川4ダムとは、鬼怒川上流にある4つの国営ダムの事で、五十里ダム・川治ダム・川俣ダム・湯西川ダムがあります。
利根川水系鬼怒川流域という首都圏を支える水源の1つで、男鹿川・湯西川・鬼怒川からの水流をそれぞれが担っています。
鬼怒川の水源、奥鬼怒の鬼怒沼はなぜ水が出るのかわからないのだとか。日光市の七不思議になりそうなお話です。
川治ダムは、4ダムの中で2番目に古いダムで昭和41年(1966)に完成。川俣ダムは3番目で昭和58年(1983)に完成しています。
前回行った、五十里ダムと湯西川ダムは、ダムの重みで水圧を支える重力式ダムです。
今回の川治ダムと川俣ダムは、両側の地盤とダムの曲面で水圧を支えるアーチ式ダム。重力式ダムのずっしりとした重厚感と印象がどう変わるのか、楽しみですね!
鬼怒川ダム統合管理事務所ホームページ
日光ぶらり旅
日光方面から霧降高原へ、ダムのある栗山方面までの道のり
ドライブした日は7月の終わり。
あいにく山側にどんよりした雲がかかっていましたが、ドライブを決行!
東武日光駅側から霧降高原へと向かい、一気にキスゲ平園地まで登りました。
日光から霧降高原へ行く途中には、ケーキ屋さんや蕎麦屋さん、霧降の滝やレストラン、ホテルTAOYA日光があります。
キスゲ平園地は名前の通り、ニッコウキスゲという黄色いユリに似た花が群生する名所です。元々は市営スキー場だったところで、下から見ても見晴らしが良さそう💡
今回の目的がダム見たい!だったので、メディアや公式サイトを交えて栗山方面まで一気に紹介していきます。
見頃は、6月下旬頃~7月下旬頃。シーズンになると早朝から駐車場が満車になります。
キスゲ平園地は、元市営スキー場だったとか。整った斜面には階段が設置されています。
階段は1,445段、高低差は240m!公式サイトも脚力に自信のある方は是非とのことです!
階段下にはレストハウスもあり、休憩所や展示コーナーのほかに、売店やレストランも。
さらにGoogleMapでは、普通では見ることのできないドローン視点の360°ビューが💡
女峰山の裾野から関東平野が一望できます!鳥の目線ってこんな感じなんですね🐤
キスゲ平からさらに奥へ車を走らせると見えてくるのが、六方沢橋!
六方沢橋は谷合にかかる逆ローゼ型アーチの橋!
季節違いですが、秋に来るとこんな感じです。
六方沢橋には橋の両側に駐車場があります。
上の景色が見れる日光側は広めの駐車場が。
橋から遠いですが、見晴らしがいいです。
栗山方面の駐車場は木の陰で駐車台数は少な目。
駐車場には、六方沢が旧今市市だったことが伺える立て看板も。
橋に近く、橋からの絶景を見ることができます。
2千名の旧幕府軍が野営したのを想像すると、この足がすくむ高さを降りて登ったのか…と自分との体力の差を感じさせられました。
自然の雄大さと相まって、私ってちっぽけだなーと思いながら六方沢を後にしました。
六方沢橋を過ぎ、一本道をまっすぐ登っていくと大笹牧場の放牧地が見えてきます。
大笹牧場は、山の上にある広大な高原牧場です。戦後から徐々に開拓され、今では東京ドームの77倍ある敷地が広がるそう!
敷地内にあるレストハウスでは、お土産や食事のほかにも軽食やアート作品を販売するお店や、牧場ならではのアクティビティもあります。自販機コーナーやトイレも💡
日光の観光スポットやお店は、だいたいが11月や12月頃から冬季営業になります。
営業時間が変わったり冬季休業があるので、チェックしてみてください💡
冬に来るときはタイヤの履き替えもお忘れなく✅
大笹牧場から栗山方面へ車を走らせると、栗山の町並みが見えてきました!
川俣ダムへ到着までの道のりは長かった!
川俣ダムへ行くときに目印にしたのが瀬戸合見晴休憩舎峡です。
が、残念ながら再開未定の休業中でした。
脇から川俣ダムと瀬戸合峡がちょこっと望めました。
ここまでの道もそうですが、川俣ダムには冬季閉鎖があります。
大体11月の終わりから4月下旬まで閉鎖があるので、来るときはお気をつけて。
これから道のりを見てもらえれば、寒いシーズンは危なそうなことがわかるかと思います💡
川俣ダムの駐車場から、川俣ダムまでは距離があります。
入口はこんな感じ!親切にかかる時間や距離が書いてありました。
入口からのダムまでは動画のようなフラットな道です。
吊り橋まで行くと、階段を登らないといけません。
長い道を下ると、川俣ダムと管理施設、プレハブの資料室があります。
渡らっしゃい吊橋へは、ダムの高さに怯えて断念しました。
ちなみに川俣ダムはアーチ式ダムの中で日本一縦長なダム!
(縦横のアスペクト比が日本一!)
覗き込むとこんな感じです。
川俣ダム資料室
【開館時間】9:00~16:00
【休館日】冬季閉鎖期間(2023年11月27日~2024年4月24日)
【トイレ】あり(駐車場付近とダム付近2カ所)
【駐車場】あり/屋外/約20台
★駐車場から資料室・ダムまで約500mほどの長い下りスロープが。
資料室手前は階段があります。
【交通】
バス🚌
鬼怒川温泉駅より約75分
日光市営バス鬼怒川温泉女夫渕線で「川俣平家塚」下車、徒歩5分で駐車場
車🚙
日光宇都宮道路日光ICより45km、約100分
日光宇都宮道路今市ICから40km、約95分(大笹牧場経由)
【住所】栃木県日光市川俣646-1(川俣ダム管理支所敷地内)
【電話】028-661-7764(鬼怒川ダム統合管理事務所調査課)
※2023年11月現在の情報です。
川俣ダム資料室には、
・ダム湖を眺めながら座れる場所
・放水シュミレーター
・川俣ダムの建設途中の写真
・ジオラマ模型
・日本で初めてのダムを支える岩盤の改良工法
・建設50年の節目で行われたダムの延命措置方法
・ダム建設で昭和41年に湖底に沈んだ、旧川俣村の歴史や文化の紹介
・ダムについてのパネル展示
・ダムカードの発券機
などがあります。
公民館へ寄贈されたとされる沈没村の鎮守瀧尾神社の御神木の一部が、展示されていました。川俣村の方々から広く知ってほしいと譲り受け、展示されているそうです。
この日は遊歩道の下のスノーシェッドという通路が解放されていました。
中は上りのスロープ、出口の近くには慰霊碑があり、手を合わせて駐車場へと戻りました。
川俣ダムから栗山へ引き返し、川治ダムへと向かいます。
鬼怒川上流のピットインスポット、栗山ふる里物産センター
栗山エリアは、
・大笹牧場からの道
・奥鬼怒・川俣方面への道
・川治方面への道
・土呂部・湯西川方面の道
4つ道の合流場所です。
栗山ふるさと物産センターは、鬼怒川上流沿いドライブで必ず寄りたい場所!
ドライブ中に喉乾いたりトイレ行きたくて、小腹もすいて、地場の物も見たい。
そんなときありますよね。ここでは、食事処・売店・休憩施設といったコンビニのような一面を持つお店で、近隣の黒部ダム・栗山ダムのダムカードももらえます。(写真で行った証明・要)
お菓子やお土産、懐かしさに可愛らしさがある木彫りの熊や手作りの物、地場の季節の野菜があります。
栗山ふるさと物産センター
【営業時間】9:00~16:00
【定休日】水・木曜日、12~3月冬季休業
【駐車場】約10台/屋外
【交通】
バス🚌鬼怒川温泉駅より約40分
日光市営バス鬼怒川温泉女夫渕線で「青柳車庫前」下車、徒歩0分
車🚙日光宇都宮道路今市ICから約30km、約60分
【住所】栃木県日光市日蔭596-2
【電話】0288-97-1870
※2023年11月現在の情報です。
ちなみに私、この器に一目ぼれ。買おうとしたら、値段にびっくり!掘り出し物でした✨
旧栗山村周囲は日光の下駄や柄杓に使われる木材の産地。杉が育ちにくい土地らしく、広葉樹が多いので紅葉の名所として有名。もしかしたら花粉も少ないかもしれませんね。
栗山から川治方面へ抜ける道は、山も色々な木々の緑が混ざり、鬼怒川の広い河川敷と相まって空が広く、とても開放感のあふれる景色です。
鬼怒川4ダム最後は、圧巻の大きさ川治ダム!
川治ダムは、鬼怒川4ダムで唯一堤体の上に道路が通っています。
全国でもトップクラスのダムを車で渡り、五十里ダム方面へと通り抜けることができます。
川治ダムは、両側に駐車場があります。
栗山方面側(南側)には川治ダムの資料館と食事処が。
五十里ダム側(北側)には、管理施設があります。
川治ダム全体を見るために、管理棟側にも渡りました。
眺めはこんな感じ!
反対側の資料館の小ささでダムの大きさがわかってもらえますか?
実際行ってみると、アーチ式ダムの曲面がもっと大きく感じます!
資料館にはキャットウォークの眺めがわかるフォト用の背景写真もありました。
川治ダム資料館
【開館時間】9:30~16:30
【休館日】冬季閉鎖期間(2023年11月1日~2024年3月31日)
【トイレ】あり
【駐車場】北側約20台・屋外/南側約20台・屋外
【交通】
バス🚌
鬼怒川温泉駅より約75分
日光市営バス鬼怒川温泉女夫渕線で「川俣平家塚」下車、徒歩5分で駐車場
車🚙
日光宇都宮道路今市ICから25km、約45分
【住所】栃木県日光市川治温泉川治293‐3(川治ダム堤体、北側)
【電話】028-661-7764(鬼怒川ダム統合管理事務所調査課)
※2023年11月現在の情報です。
川治ダム資料館は、3階建てのビルです。
・ダム湖を見渡せる食事処(1階部分)
・ジオラマ模型
・雨量計の展示
・ダムについてのパネル展示
・ダムカードの発券機
などがあります。
特に、パネル展示が豊富です。
もし鬼怒川4ダムが無かったら風雨が活発な時に鬼怒川上流はどうなるかや、鬼怒川4ダムの関係を鬼怒ダム4姉妹というキャラクターが、わかりやすく解説したり。
鬼怒川流域の自然や、ダムの種類、ダムの魅力を楽しむ取り組みといった4ダム資料館の総括的な展示という印象を持ちました。
また、2023年は川治ダムが完成して40周年!
資料館の反対側、管理棟で記念の限定ダムカードもゲットしました!
※冬季の配布の有無は公式サイトでチェックしてください
コラム:鬼怒川4ダム水位を比較してみる
このあと五十里ダムの方向へ抜けたので、近くの道の駅湯西川へ再び行ってみました。
ダムツアーやってるかなーと思ったのですが、水位低下で水上運行は中止。そういうこともあるんだなー、ん?そういえば、どのダムも山肌が見えていてかも?
というわけで、2023年7月下旬の鬼怒川4ダムの水位を比較してみます。
といってもダムによって容量も違うので、どういう景色だったかまとめてみます。
【川俣ダム】
【川治ダム】
【湯西川ダム】
【五十里ダム】
さて、どう感じましたか?山肌が見えていて水が少なく感じるかも?
撮影した8月は平均的に見ても1年の中で一番水位が低くなる時。
また6月~9月までの間は雨量も多いため、計画的に急な雨に備え水位を低くしています。
ちなみに川治ダムと五十里ダムは地下導水トンネルでつながっていて、貯水量を4ダム連携でコントロールしているそうです。
備忘録としては、ちょうどいい時期でした。雨量が多い時期や季節でどう変わるのか、ぜひ実際にいってみたときの参考にしてみてください。
そして前回のダムの記事でもご紹介しましたが、鬼怒川4ダムには鬼怒ダム4姉妹という公式キャラクターがいます。
可愛らしい見た目ですが、パネル展示されていたマンガのセリフはダムそのもの。
効果音もダムダムだったり、ギャップやセンスが可愛らしくてもっとエピソードが見たいです✨
4ダムの資料室の中で、一番キャラクターの会話が見られたのは川治ダム資料館でした!(ダムダム!)
旅のまとめ
旅したエリア・場所
- 川俣
川俣ダム
瀬戸合峡 - 栗山
大笹牧場
黒部ダム
栗山ふるさと物産センター - 川治
川治ダム - 他エリア
(日光地域)キスゲ平園地
(今市地域)六方沢橋
季節・移動手段・かかった時間など
📅7月下旬、休日、曇雨⇒快晴
🚘移動手段…車
旅費
・ 飲食…適宜
・入場料等…¥0
・ お土産…¥2,200(ゆべし・食器)
・走行距離 約85km
・移動時間 約2時間(旅行 約6時間半)
メモ
・ツーリングやドライブに最適
・道がわかりやすく、迷いにくい✨
・道中の飲食店は龍王峡や、川治温泉周辺が多い
・ガソリンスタンドも少なく、傾斜がある道なので満タンに⛽
・一息つけるところがたくさんある💨
・暑い日は帽子や日傘がないと、体力が削られる🌞
・冬季休業や道が閉鎖な場所も✅
次回予告
次回の日光ぶらり旅は湯西川へ行ってみた!です。お楽しみに!
今年の秋なのですが、体を壊しまして。
そのため次回の記事で今年行った観光記事は最後となります。
もしかしたら冬にどこか行けたら更新しますので、よろしくお願いします。
コメント 嬉しい感想など、いただけると励みになります。