今回は、文挟地域の百八灯祭をご紹介します♪
百八灯祭ってどんなお祭り?
百八灯祭は、栃木県日光市の文挟方面にある、岩崎観世音堂のお祭りです。
山の急な斜面に石段が連なり、そこに沿って行灯が中堂までの道を照らします。
名前の通り108つの行灯があり、現在では珍しく行灯の中でろうそくの火がゆらめきます。もちろんちゃんと地元のお父さん達が見守っているので、ご安心を。
子宝祈願のお祭りとして有名で、年2回のお祭りの際にお参りをして、祈祷札を頂くと生の卵がもらえます。(希望者のみ、8月は18:00頃~配布)
この生卵を家に持ち帰ったあと調理し、パートナーと2人で食すとなお良いとされており、祈願が成就したら、次のお祭りの時に2個にして返す、という慣わしがあります。
(2023年は8月5日(土)開催)
~岩崎観世音堂について~
子授け・安産の仏様として祀られている岩崎観世音は、別名「鶴の子観音」。
まんが日本昔ばなしでも鶴の子観音として取り上げられています。
弘法大師・空海ゆかりのお寺です。(真言宗の開祖であり、日光の語源を作ったお方)
820年に開山、初めの階段を登ったところにある中堂には豊かな彫り物が施されています。
さらに上へと行くと、懸け造のような奥の院があります。
※懸け造…崖などの高低差が大きい土地に、長い柱や貫で床下を固定してその上に建物を建てる建築様式。主に寺社建築で用いられる。
またさらに、その近くから三峰山と呼ばれる山へと道があり、登っていくと、岩崎城跡があります。(今は祠が残るのみ)
毎年2回お祭りが開催され、8月の百八灯祭は夜に、3月の岩崎観世音大祭は昼に、子宝祈願の方や参拝者たちが集まります。
岩崎観世音堂(いわさきかんぜおんどう)
〒321-1104 栃木県日光市岩崎1686
<アクセス>
【徒歩】JR日光線、文挟駅より徒歩約20分
【車】日光宇都宮有料道路、大沢ICから約20分
岩崎観世音堂の道路を挟んで反対側に駐車場スペースあり、10~20台
日光ぶらり旅
それでは、今回もひよこと一緒に日光観光へ!よろしくです🐣✨
向かいの駐車場も、お祭りで夜営業!
岩崎観世音堂は向かいが駐車場になっています。駐車場があるのはありがたい✨🐣🌱
お祭りのため、観世音そば下の家という蕎麦屋さんが参拝者のために開いていました。
駐車場には目を引くキッチンカーも💡
こちらは、参拝した後に紹介します♪
メッセージが書かれた行灯が、夜道を照らしてくれます♪
駐車場を出ると、すぐ観世音堂の参道に入ります。
遠目で見て、うっすらとわかっていたのですが、なかなか見れない景色。
風でゆらめく行灯が、急こう配の参道を教えてくれます。
ちなみに階段は、70段あるそうです💡
まわりが葉が密な杉林なので、いっそう行灯のあかりが際立ちます。
何かの滑走路みたい…✨🐣🌱
案内に懐中電灯など持参とあったのですが、納得です。
行灯は今どき珍しく、ろうそくが中に入っていました。
そのためちらちらと揺れていて、風が見えます。
夏の盛りだったので、セミがうるさいくらいに鳴いていて、とても風情のある景色でした。
平和を願うメッセージや、面白いメッセージを横目に中堂へ
行灯には一つ一つ、絵と一緒にメッセージが書かれていました。
世界遺産どうやって守る?
ここちよい風に平和の願いをこめて
毎日が爽やかでありますように…
そんな素敵なメッセージの中で、ひと際印象に残っているのがこちらの行灯です。
と う も ろ こ し
暗い中、異世界のような、疎外感のような、アウェーな感じが、この行灯を見て吹き飛びました。ちょっとホッと一息。
しかしこの行灯、とうもろこしも1粒1粒描かれていて、かなり達筆です。
たぶんこれを描いた人は、ほんとにとうもろこしが好きなんだろうなぁと思いました。
近くにとうもろこし畑がたくさんあったので、とうもろこし農家さんだったりして。
あ、あと次へ行く前に1つ、とうもろこしの文字の右下に何かいるんですよね…。
ひよこの写真の画質が悪いので、すみません。
あまり近寄ると逆にわかりづらいのは、なんでだろう?
うーん、たぶんねずみかな?この行灯、奥が深いなぁ。
やっとの思いで中堂へ、地元のお父さんたちが出迎えてくれました
途中から一気にきつくなる階段を、ゼェハァいいながら登りきると、ご開帳した中堂が。
夜にライトアップされているので、屋根下の彫刻が一層際立って見えました。
内側にも彫刻があって、こちらは色が入っていました✨すごいお堂です。
地元のお父さんたちが、火の見守りや御朱印、祈祷札などの対応をされていました。
年2回しかないお祭りのため、一緒に登ってきた人の中には遠方から、御朱印をもらいに来た方もいて、感心しました。
参道を上から見るとこんな感じです。
最後の10段くらいが古い石段で、手すりはありましたが、なかなかハードでした💦
お参りして、祈祷札を購入、卵もいただいてきました♪
参拝した人には、地元のお父さんから1ショットお神酒がふた付きカップで進呈✨
取材から帰って飲むと、華やかで、でも甘すぎないいいお酒でした。
奉納品のため、銘柄はわからないそうなのですが、捧げるお酒がまずいわけがないので、ありがたいです✨
さて、参拝が終わったので、足元に気を付けて、下山します。
とてもあたたかくて、いいお祭りでしたね♪
駐車場の奥にひっそり、観世音そば下の家
さて、無事下山したところで、駐車場の飲食店を2つ紹介させてください♪
まずは観世音そば 下の家!今回は入店しませんでしたが、大きなかき揚げやお蕎麦、うどんなどを提供しているみたいです💡
日光の季節蕎麦を合い盛りで食べ比べできるみたいなので、季節の変わり目にまたここを訪れたいと思いました💡
観世音そば 下の家
〒321-1104 栃木県日光市岩崎1032−5
<定休日>
火曜日
<営業時間>
2023年の百八灯祭の案内には11:00~14:00とあります。
Googlemapより閉店が1時間早くなっているので注意!
日光観光協会公式サイトの資料を見る→PDF
キッチンカーに石窯?!日光の石窯ピザカーcon・brio♪
何かいい匂いがするな、と思ったらなんと石窯ピッツァがキッチンカーに💡
ピザはホールピザの他に、嬉しい2枚入りのパックも♪
お値段もお手頃です♪メニューは3種類、明太マヨ・サラミ・マルゲリータがありました♪
美味しいそうなラインナップから、マルゲリータをチョイス♪
そして、気になる車内のようすは…こちら!
すごい、本当に車の中に石窯があるよ…!?
そして、水色タイルがかわいいですね♪釜口の上にお店の名前が入っているということは、もしかして手作りの窯なのかな!?
ご主人と奥さんで切り盛りしている様子、お二人でセカンドライフにピザ屋さんをやってらっしゃるかんじです💡
ご主人が窯でピザを焼いてる間、奥さんに接客をしていただきました♪
写真のご協力ありがとうございました✨
そしてこちらが、ひよこのマルゲリータ!🤤✨
バジルが丁寧に添えられていて、かわいらしい見た目!
もちもちのパン生地で、表面は石窯のカリっとした焼き目つき✨
食べてみると、やっぱりもちもち🎶
トマトも酸味があって、甘いコクのあるモッツァレラチーズと相性抜群です👍✨
かわいいバジルの香りが、ふわっと鼻をくすぐりました✨
うん、美味!!!また食べたいです~🎶
con・brio(コン・ブリーオ)
<特徴>
石窯ピザカー・黄色い車体・リアが接客口
店舗情報をお知らせしたかったのですが、トラブル💦
頂いた名刺のアドレスにたどり着けなかったので、見かけたらまた伺ってみます💡
次回予告
今回のお祭りの時間は夕方17時から20時くらいでお開きだったみたいです。
百八灯祭は、ブログをやっていなかったら出会ってなかっただろうな。素敵な発見でした♪
そして夜風に吹かれてお参りしたあと、ピザを食べ。素敵づくしな夜でした🌃✨🐣🌱
さて次回は、2023年夏まつり!【二十三夜祭編】をお届け予定です🐣✨
夏が終わりそうですが、次々回の湯元温泉・湖上花火までひよこの夏は続きますので、お付き合いください♪
おたのしみに~♪♪
日光ぶらり旅、更新日についてお知らせ
毎週木曜日、更新します。お楽しみに🐣🌱
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