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日光検定+では、この問題集を少しずつなぞっています。
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しもつかれについて
しもつかれとは、2月の初午の日に稲荷神社にお供えする郷土料理です。
鬼おろしですりおろした、ニンジン、大根おろし、大豆、鮭の頭、酒かすなどを煮込みます。
北関東近郊の郷土料理として地域やご家庭で、味や作り方はそれぞれ。ぬか漬けみたいですね。
2月の初午の日の他にも、節分で食べるところも。昔は初午の日以外で作ることは禁忌だったそう。一説には2月に供える食材が乏しく正月の材料で作り、お供え物を流用した物で作ることなど滅多にない。
これが転じて特別な食べ物や、この時以外は食べないなどのルールになったとか。時代とともに形を変えて伝わっています。
しもつかれは栄養が豊富なことから、7軒のしもつかれを食べると病気にならないとも言われています。
材料を見てみると、大根のジアスターゼはでんぷんの分解を促進、大豆の植物性たんぱく質や、鮭の頭にはカルシウム・コラーゲン・ヒアルロン酸が。酒かすは美容に良いと注目されていて、ビタミンB群、必須アミノ酸、食物繊維、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
このことから、しもつかれには健康食の一面もあることがわかります。
また、なぜ初午の日なのかについてですが、お稲荷様の降臨が初午だったことからお稲荷様の縁日になっています。
江戸時代にはお稲荷様ブームがあり、全国各地・町の中や屋敷の中に商売繁盛や五穀豊穣の願いを込めて、お稲荷様が建立されました。
日光では、時期になるとスーパーなどでも売られている季節の食べ物です。
苦手な人も多い?
実はしもつかれは、賛否両論のお料理。
馴染みのない人からするとダジャレみたいですが、鮭と酒の癖が少々強め。
インターネットでも嘘かまことか、しもつかれを巡る夫婦げんかのお話もあったり。避けては通れない壁です。
そんなしもつかれですが、材料の話でもあった通りスーパーフードとしてかなり優秀。
そしてスーパーフードのしもつかれに着目したメディアがあります。
しもつかれJAPANといって、郷土料理しもつかれを現代へ進化させ続けています。
ご家庭でおいしく頂けるアレンジレシピも公開されていたり。
他にも、ビスコッティやお店ごとにアレンジされたフードメニューが2月ごろになると見かけるようになります。
正直に言うと、私もどちらかというと苦手…すみません。そんな私だからこそおいしく食べられる方法はないか、現在模索中です。(後日アップ予定…邪道かもしれませんが調味料に頼ろうとしています…)
2024年3月12日記事アップ
まとめ
- しもつかれは栃木県を中心にした北関東近郊の郷土料理
- 2月の節分や初午の日に食べる
- 元々は初午の日の稲荷神社へのお供え物
- 鬼おろしですりおろした、ニンジン、大根おろし、大豆、鮭の頭、酒かすなどを煮込んだ料理
- 7軒のしもつかれを食べると病気にならないと言われるくらいのスーパーフード
- スーパーフードに着目したメディアしもつかれJAPAN
- 栃木県内でしもつかれや、アレンジした料理が販売される
しもつかれについて、少し詳しくなりました!
他にも今市花市で開催される全国しもつかれコンテスト(2024年開催見送り)や、しもつかれと酢むつかりの関係など、まだまだ深堀できそうですが、まずは一巡することを目指します。
世界的に有名な観光地、日光を知る旅はまだまだ続きます!
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